輸入車ガイドブック2010



東京モーターショー2009が開幕されました。http://www.tokyo-motorshow.com/index.html今年は経済情勢の影響から輸入車メーカーの出展が相次いで取りやめたため国産車が中心となっており少々寂しい感じがしております。


私の会社事で恐縮ですが、東京モーターショーでも販売されている輸入車ガイドブック2010に広告を掲載しております。もし、手に取る機会があればご覧いただければ幸いです。







輸入車専門PartsWEB
関西でのベンツの車検整備・故障・修理・点検整備・板金塗装はBenz関西.COM

輸入車新規登録台数

2009年8月度の輸入車新規登録台数が発表された
メーカー 台数 前年比
VW 2304 113.1%
ベンツ 2028 91.1%
BMW 1793 103.3%
Audi 1036 108.7%
Volvo 583 149.5%

このように前年比100%を超えるメーカーも出てきており、輸入車業界にとっては明るいニュースとなった。
9月は決算のディーラーも多く、このまま順調に推移していけばと祈るばかりである。
詳細な数字は以下をご覧ください
http://www.jaia-jp.org/j/stat/nc/index.html

ベンツ ハイブリッド車誕生

2009年9月3日(木)にベンツからハイブリッド車が誕生しました。その名もSクラスHYBRIDロング!!
S350をベースに10・15モードの燃費は11.2km/リットルと、33%も向上しており、輸入車初のエコカー減税対象車として自動車取得税・重量税が100%減免されるという。

減税額は796,600円で、車齢13年超の新車購入補助も利用すると最大946,600円もの優遇になるようだ。
http://www.mercedes-benz.co.jp/news/campaign/hybrid_subsidy.html

エコ減税制度はトヨタのプリウスやホンダのインサイトなど国産車保護の色合いが強い中、輸入車がどれだけ頑張っていけるのか注目したい。

小型車の衝突安全性について

最近では、燃費の良い車がもてはやされ小型車が良く売れているが、その小型車の衝突安全性についてアメリカIIHS(道路安全保険協会)での実験結果が発表された。


国際基準の衝突安全のテストは同じ車重のクラスで行った結果であるが、
「車重の重い車と軽い車がぶつかったときに、軽い車がどのようになるか」
というのが今回の実験である。

実験に用いられた車は、ベンツC300 VS. スマート、 ホンダアコード VS. ホンダ フィット、 トヨタカムリ VS. トヨタヤリス(日本名 ヴィッツ)である。
それぞれの車をオフセット衝突(左右にずれた状態での正面衝突)
小型車はいずれも単独のオフセット衝突で「Good」の結果を得ている衝突安全性に優れた車であるが、車重の重い車とオフセット衝突した場合、3つの実験とも乗員に重大な傷害を負う危険性がある「Poor」という実験結果だったそうだ。
(ベンツC300 VS. スマート)











C300と衝突したスマートは、ぶつかった後空中に飛び1回転して止まった。左下の写真は単独オフセットの場合でキャビンは守られているが、C300と衝突した右下の写真では、キャビンはつぶれて乗員は脚部と頭部に重大な傷害を50%以上の確率で負う衝撃を受けた。

(ホンダアコード VS. ホンダフィット)

アコードと衝突した右下のフィットの写真は、頭部は重大な傷害を与える損傷を受けていないものの脚部に重傷を負うレベルの衝撃を受けた。
 
 
 
 
 
 
(トヨタカムリ VS トヨタヴィッツ)

ヴィッツの場合もスマートと同様に、頭部と脚部に重大な傷害を負うレベルの衝撃を受けた。
 
 
 
 
 
 
燃費を考えれば小型車が優れているのは確かであるが、世の中が小型車だけが走っているわけではないので事故を起こした時のことを考えると 自分の子供には小型車に乗せたくないと思った。
(引用:CAR GRAPHIC 2009年8月号)

ベクトラ タイミングベルト交換

今回はオペルのタイミングベルトの交換です。


1998年頃のオペルは車種にかかわらず、タイミングベルトが切れてエンジンが壊れてしまうことがよくあります。









この頃のタイミングベルトは金属チェーンではありません。









今回の交換は テンショナー、テンションプーリー、ウォーターポンプ、タイミングベルトでした。これらのベアリングが壊れてタイミングベルトに負荷がかかって切れ、エンジンが故障します。

エンジンが壊れると高くつきますので、一度も変更していない方は予防交換をお勧めします。 また、異音がしだしたらすぐにでも修理工場にご相談ください。

ベンツAクラスのエンジン




今回は車の解体の現場から、ベンツAクラスのエンジンについてです。






良く知られていることですが、Aクラスのエンジン、ミッションは↓の写真のように三角形をしています。
正面から衝突したときに、キャビンの下に潜り込んで乗員を守るためにこのような形になっています。






いろいろ考えられていますね。
AクラスもCVTになって信頼性が向上しました!!

3シリーズ なつかしのE30が入庫

なつかしいBMW、E30が入庫してきました。


20年近く前の車で街でも走っているのをめっきり見かけなくなり、中古パーツ用の部品取り車としても、めったに入庫がありません。
古い車を丁寧に乗られているお客様に頭が下がります。
走行中ガタガタとなる症状とのことで調べてみると、プロペラシャフトのベアリング周りのゴムがボロボロになっていました。










マフラーを外し、プロペラシャフトを交換し、無事修理が終了。

時々ぐずることがあるかもしれませんが、是非長い間乗ってください!!

CLK 左前あたりの事故車入庫

左前あたりの事故車が入庫してきました。
足回りの交換のみと思いきやフレームまで損傷があったので、フレームの修正が必要になりました。フレーム修正機で修理するためにエンジン、ミッションを一旦おろします。



フレーム修正機に載せて修正しているところです。 車の下に見える黄緑色のがフレーム修正機で、車体を固定してフレームを引っ張ったり押したりして、規定の寸法になるように調整していきます。







フレーム修正機は1台1000万円近くするので完備するのが大変ですが、有ると無いで大違いで、これを使用すると、フレーム損傷がある大きい事故でもビシッと直ります。
フレームがいがんだまま高速走行すると、ハンドルが取られたりして大変危険ですので、万一の場合は設備の整った工場にご相談ください。

 

 

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3シリーズ E46 318i エアコンが効かない!?




E46に乗ってらっしゃるお客様がエアコンが効かないということで入庫されました。
連休で出かけたけれどもいい天気で、車内が暑かったので久しぶりにエアコンを入れても暖かい風しか出ず暑さに耐えきれずに帰ってこられたとのことでした。せっかくの連休だったのに残念でしたね。

エアコンが効かない原因はいろいろあるので、早速調べました。E46 では温度センサーの異常が多いのですが、電気系統を調べたところコンプレッサーまで電気は来ているが正常に作動して無かったのでコンプレッサーの不良と診断しました。奥の下の方に見えているのがコンプレッサーです。


コンプレッサーは新品では定価8万円以上するという話をさせていただいたところ、是非中古パーツでということでしたので、半額以下の中古パーツを使用して修理ことになりました。
↓は交換したコンプレッサーです






エアコンが効かないとせっかくの旅行も台無しですので、暑い夏が来る前に一度エアコンの効きをお試しくださいね。